2016-07-17 ふしぎな鈴 童話 朝顔のエスカレーター 14 かなの家が、かなの住んでいる村 が、どんどん小さくなって、とうと う見えなくなってしまいました。 朝顔のエスカレーターは、途中止 まることなく、空にむかってどんど んのぼっていきます。 「かなさん、つきましたよ」 その声で、かなははっとわれにか えりました。 ついた所は、広い野原のまんなか でした。 たんぽぽやすみれやれんげの花が、 野原一面に咲いています。 つづく