2016-07-16 ふしぎな鈴 童話 朝顔のエスカレーター 13 かなはぽかーんとして、朝顔の花 を見ていました。 「かなさん、私の体にしっかりつ かまりなさい。これから良い所へ 案内しますから」 どこからか、また声が聞こえてき ました。 かなは、おそるおそる朝顔のつる につかまりました。 すると、どうでしょう。 朝顔のつるが、するすると動き出 したのです。 まるでエスカレーターに乗ってい るような感じでした。 つづく