2016-08-14 ふしぎな鈴 童話 ふしぎなリュック 6 先生はかなの横に腰をおろし、い っしょに空をみあげました。 空には白い雲がぽっかりうかんで います。 かなは先生と話していると、心の 中がぽかぽかと温かくなってくる ような気がしました。 「いつまでも先生といっしょにい たい」 かなはそう思いました。 その時、かなのポケットの中に入 っていた鈴が、「リーン・リーン・ コロンころん」と鳴り出しました。 ポケットの中で、鈴がうれしそうに おどっているような感じでした。 つづく