2017-01-02 竜神になった三郎 童話 竜神になった三郎 29 そして、鹿のなまぎもでつくった もちを千枚、三郎にくれました。 「地上へでるまで、千日かかる。こ のもちを、一日一枚ずつ食べなさい。 そうすれば、無事に地上にでること ができるだろう」 「神様、ありがとうございます。で はいってまいります」 三郎は神様にお礼をいいました。 三郎は地の国の人々にもお礼をいう と、自分の村めざして歩き続けました。 しかし、なかなか地上へでることが できません。 つづく