2017-12-31 開善寺の早梅の精 童話 開善寺の早梅の精 13 「私、文次さんとゆっくりお話が したいのです」 「梅香さん。ほんとにおじゃまし ていいのかな」 文次が、聞きました。 「どうぞ、えんりょなく。おいしい お酒をごちそうしますよ」 誘われるままに、文次は女の人 の後をついていきました。 文次は、りっぱな書院に案内され ました。 つづく