2018-12-12 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 竹取物語 73 第六章 大伴御行大納言と龍の頸の玉 8 すると・・・。 「ふしぎな話ですなー。そんな 仕事をしている船などありませ んよ」 船長たちが、笑いながらいいま した。 その話を聞いた大納言は、 「臆病な船長たちだ。わしの実 力を知らないから、そんなこと をいうのだ」と、腹をたてました。 「わしの弓の実力なら、龍がいた ら、さっと殺して、頸の玉をとる。 もう家来たちが持ってくる玉など、 あてにしない」 つづく