古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


古事記神話「古事記物語」106


大国主命

国譲り 14


後に、建御名方神は、諏訪大社の祭神になりま
した。
狩猟の神・農耕の神・風の神などといわれ、今
も諏訪の人々に慕われています。


国譲りの条件として、多芸志の小浜に建てられ
た巨大な出雲大社
その社にまつられている大国主命は、今どんな
気持でいるのでしょうか。


何十年もの長い年月をかけて、人々とともに苦
労してつくった葦原中国
その国を、天照大御神の御子に譲ったことを、
大国主命はどう思っているのでしょうか。


          つづく