虹の橋の上で

[童話]虹の橋の上で


    虹の橋の上で  3


すると…。
オルゴールの中から、七色の帯のようなものが、する
するっとでてきました。
そして、空に美しい虹がかかりました。
「なんてきれいな虹だろう」


まーちゃんがそうつぶやいた時、
「まーちゃん、元気? つかまり立ちができるようなっ
たんだってね。すごいねぇ、まーちゃん。その虹の橋
をわたって、おばさんの所までおいで。待っているよ」
どこからか、かなおばさんの声が聞こえてきました。


                 つづく