2008-11-24から1日間の記事一覧

りゅうの俳句1237

・あの庭は つついています おじいさん ・くちばしを つついています 桜かな ・この朱が 紅葉したり おじいさん ・大空に つついています 南かな ・この名は 見ずに逝きたる おじいさん

昭和60年代の歌11

ベランダに白く乾ける大根を もみつつ嫁ぎし娘を思ひをり 一枚となりしカレンダーの風に鳴る 二階の部屋に硝子戸を磨く 久々に訪ね来し娘は編みかけの セーター持ち来て唯に編みをり 掃き寄するも松葉のみなる冬の庭 藪柑子の朱実に朝光集まる

白駒の池物語

「白駒の池物語」は、信州佐久にあ る「白駒の池」に伝わっている話を ヒントにして、みほようこが書いた 物語。 昨日(11月23日)の分は、こちら。 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20081123#p 長い間、「白駒の池物語」を読んで いただきありがとうご…

桜紅葉

「花のほほえみ」より 桜紅葉

げら、桜が咲いたよ

げら、桜が咲いたよ1 「ピーヒョロロ、ピーヒョロロ」 大空を、とびがゆっくりとんでい ます。 ここは、南アルプスの山々が目の 前にみえる山深い村です。 村のはずれに、小鳥の好きなおじ いさんが、一人で暮しています。 おじいさんは九十才を過ぎていま …