2008-11-30から1日間の記事一覧

昭和60年代の歌17

梅雨の雨に幾日こもれる間に梔子の 若葉食ひ荒す虫は太れり 在りし日に夫の植ゑし岩煙草 蹲のかたへに花咲き出でぬ 血圧の高き姉に贈るアマチャヅル ドクダミ摘まんと梅雨明けを待つ 整枝済みし松に来て鳴く蝉を聞き 落ちし松葉を拾ひ集むる

りゅうの俳句1243

・この男子 紅葉しては 桜なり ・山々に 心配したる あたりだね ・この狩りで 紅葉される 力持ち ・あの蜜は あたたかな日が 桜かも ・この歌で 紅葉される ひきしまり

白椿

「花のほほえみ」より 白椿 今年も、白い椿が咲きました。 南天の赤い実と一緒に、部屋にか ざりました。

げら、桜が咲いたよ

げら、桜が咲いたよ7 そうだ、ほかの鳥にも知らせてあ げよう」 「そうね、みんなよろこぶわ」 おじいさんには、げらたちの鳴き 声が、こんなふうに聞こえました。 雪はまだちらちらと降り続いてい ます。 おじいさんの家が、庭が、雪で真 っ白になりました…