私たちは、毎日いろいろな音を聞いて生活して
いる。
小鳥の声
ストーブの上にかけてあるやかんの音
自動車の音
道を通るこどもたちの声・・・など
このような聞きなれた音には驚かないけれど、
風呂の湯が一杯になった時になる音、ごはんが
たきあがった時になる音、ヒーターをつけてか
ら三時間後になる音などには、びくっとしたり、
どきっとすることが多い。
童話の推敲などをしている時、「ピッピッ」と
いう電子音・チャイムの音・電話の音が聞こえ
ると、そこで思考がとぎれ続けることができな
い。そして、また最初からやりなおし。
そんなことのくりかえしである。