竜の姿をみた少女3
ところが・・・。
三郎があまりに美しい妻をもらったので、兄たちは
三郎にやきもちをやきました。
やきもちをやいた兄たちは、三郎を魚つりにさそい
だし、湖の深いふちに三郎をつき落としてしまった
のです。
湖につき落とされた三郎は、神様に助けられ、地の
国の王子になりました。三郎は、地の国で十年近く
暮らしました。地の国の生活は、夢のような生活で
したが、三郎は愛する妻のことを忘れることができ
ませんでした。
三郎は、神様の許しをもらい、千日かけて、やっと
の思いで村にもどってきました。
しかし、村にもどった三郎は、なぜか竜になってい
たのです。
こんなお話でした。
つづく
「竜の姿をみた少女」は、みほようこの二冊目の
童話集・「竜神になった三郎」の続編。
- 作者: みほようこ,長野ひろかず
- 出版社/メーカー: 鳥影社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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収録されている童話
・ 竜神になった三郎
・ 福寿草になった少女