「ライオンめざめる」あとがき
http://www.geocities.jp/dowakan/raionatogaki.html
一部を紹介します。
今日は、霧ケ峰高原を訪れた時に、風の神様から聞いた
三つのお話を紹介したいと思います。
一つ目のお話は、霧ケ峰高原のふもとに住んでいる、松
虫草の花が好きな少女のお話。
かなは、七才の誕生日に、おとうさんからライオンのロ
ケットをプレゼントされました。ところが、そのロケッ
トが「うーん、うーん」とうなるのです。
かなは、ライオンの声を聞くことができたでしょうか。
そして、ライオンは、西の国へ帰ることができるでしょ
うか。
二つ目のお話は、スキー大会の会場をつくるためにきり
たおされた、志賀高原の樹令200年の楓のお話。
一人の若者が、そのきりたおされた楓の木で、「コカリ
ナ」とよばれるすてきな笛をつくりました。
どんな音色のする笛ができたのでしょうか。
三つ目は、霧ケ峰高原の八島湿原に咲いているかきつばた
のお話。
ある日、女神のかきつばたは、霧ケ峰高原へきすげの花を
とりに行きました。そして、ふもとの少年・山彦と出会い
ます。さて、二人は・・・?
「ライオンめざめる」あとがきより
http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu4.html
ライオンめざめる―風の神様からのおくりもの〈4〉 (風の神様からのおくりもの (4))
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