チャック先生


   チャック先生4


ひろしは、机の上にのぼろうと右
足をいすにのせた時、タンブリン
がなりました。
さとしとかなは、夢中でうでずも
うをしていました。
あきらはとしおに「あかんべぇー」
をしていました。



さあ、大変!!
いたずらをしていたこどもたちは、
そのままのしせいで、一時間をす
ごすのです。
ひろしは、いすにのせている右足
がだんだん疲れてきました。



誰もみていないだろうと足をおろ
したら、先生にみつかってしまい
ました。
「ひろし、約束だろ。チャイムが
なるまで、右足をあげていなさい」
チャック先生は、ひろしにいいま
した。



「ちぇっ、なんでこんなかっこう
をしていなくてはならないんだ。
約束をやぶったぼくも悪いけれど、
いいかげんにもう許してくれよ」
ひろしは、心のなかでさけびました。


              つづく