[童話]チャック先生
チャック先生 6
「ひろし、約束だろ。チャイムがなるまで、同じ姿勢を
続けなさい」
チャック先生がいいました。
「ちぇっ、なんでこんなかっこうをしていなくちゃあなら
ないんだ。チャック先生、許してくれよ」
ひろしは心の中でさけびました。
うでずもうをしていたさとしとかなは、「もうつかれちゃ
ったね。こりごりだね。これからはチャイムがなったら、
ちゃんと机についていようね」
二人はそう約束しました。
「あかんべー」をしていたあきらは、何度も「あかんべ
ー」をしたので、目が真っ赤になってしまいました。
つづく