2008-12-14 昭和60年代の歌31 母の短歌 小春日の穏やかな日ざし心地よく 太りて伸びし野沢菜を洗ふ 一つことにこだはりをし幾日か 今朝穏やかにもの編み始む 師走の庭に裸電球ともし刈る 庭師の鋏の音隣屋より聞こゆ 新たなる希望湧きくる今日にして ポインセチヤの一鉢買ひ来ぬ