女神さまとの約束10
「あなたの名前は、なんというの」
「私の名前は、白駒。ふくさんとい
っしょに、黄金色の花をさがすよう
にと、女神さまからいわれました」
「白駒というのね。私といっしょに、
黄金色の花をさがしてください」
ふくは、白駒にお願いしました。
ふくは、白駒の背に、とび乗りま
した。
白駒は、「ひひーん」と一声なく
と、すごいいきおいで走りだしま
した。
つづく
昨日の分は、こちら
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091001#p1
初めて読んでくださったかたへ
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090923#p1
「女神さまとの約束」は、信州の
佐久にある湖・白駒の池に伝わっ
ている話をヒントにして、みほ
ようこが書いた物語。