蛇の室・かぶら矢の試練 3
みことは娘のことばを聞き、「この青
年が気にいったのだな」と思いました。
みことは、大国主命をみているうちに、
だんだん腹がたってきました。
「気にいらん」
みことは、小声でつぶやきました。
「こんな男に、だいじな娘をとられて
たまるか」という気持が強かったのです。
みことは、大国主命が娘の婿としてふ
さわしいかどうか、いろいろ試してみ
ようと思いました。
つづく
「いなばの白うさぎ」・「赤い猪」
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130325#p1
蛇の室・かぶら矢の試練 1
http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130326#p1
蛇の室・かぶら矢の試練 2