2014-04-26 古代出雲の王 大国主命 童話 大国主命の試練 3 「娘は、この青年が気にいったの だな」 しかし、命は、大国主命をみてい るうちに、だんだん腹がたってき ました。 「気にいらん」 命は、小声でつぶやきました。 「こんな男に、だいじな娘をとら れてたまるか」 そう思った命は、大国主命が娘の 婿としてふさわしいかどうか、い ろいろ試してみようと思いました。 命は、大国主命を、蛇の室へつれ ていきました。 室の中には、大小の蛇がうじゃう じゃいます。 つづく