2015-02-03 諏訪の神話「明神さまの弓」 童話 明神さまの弓 3 「なぜそんな乱暴なことをしたのだ。 おおうすはだいじょうぶか」 「さっき見にいったら、死んでいま した」 「ばかもの」 天皇は、大声でおうすをしかりま した。 「おうすは、乱暴な恐ろしいこども だ。 こんなささいなことで、兄を 殺してしまうなんて」 天皇は、心の中でつぶやきました。 そして、自分もいつかおうすに殺さ れるのではないか・・・と、恐れて います。 つづく