古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)9


その時に生まれた神が、泣沢女神
(なきさわめのかみ)でした。
伊耶那美命は、出雲国伯耆国
ほうきのくに)との境にある比婆
之山に葬られました。



伊耶那岐命は、愛する妻がなくな
った原因をつくった火の神を許す
ことができず、十挙の剣で火の神
の首を切りました。
その時に出た血から、またたくさ
んの神が生まれました。


      つづく