古事記神話「古事記物語」


   大国主命


   沼河比売 17


家来たちに追われ、沼に落ちたり、
枯れたあしとともに火で焼かれそ
うになったりしました。
それでも、沼河比売は追っ手から
逃げまわり、出雲へ行くことをこ
ばみ続けました。



沼河比売は、深い淵でおぼれてな
くなったのではないか。
いや、息子の建御名方神と一緒に、
諏訪へ行ったのではないか・・・な
どといわれています。



沼河比売は、どんな最後を迎えた
のでしょうか。
沼河比売の最後を知る人は誰もい
ません。


        つづく