2016-06-23 ふしぎな鈴 童話 小桜姫とふしぎな鈴 22 大切な鈴をあずけ安心したのか、 姫はしばらくして静かになくなり ました。 「心のやさしいおくがたさまだっ たのに、なんでこんなに早くなく なってしまったのだろう」 藩の人々は、なげき悲しみました。 「そういえば、おくがたさまはい つも花や小鳥と楽しそうにお話を しておられたが、おくがたさまは 花や小鳥のことばがわかったのだ ろうか」 何も知らない藩の人々は、そうい ってふしぎがりました。 つづく