ふしぎな鈴


  ふしぎなリュック 2


「なぜ灰色のリュックのことが、気
になるのだろうか」
かなはふしぎに思いました。



古杉先生もかなの顔を初めてみた
時、いつかどこかで会ったことが
あるような、とてもなつかしい気
がしました。
「どこで会ったのだろうか?」
でも、どこであったのか、先生に
は思い出せませんでした。



「前世って、本当にあるのだろう
か?」
「もし前世があるとすれば、私と
かなは、どんな間柄だったのだろう。


       つづく