2017-05-11 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 7 「姫、何をいうのだ。姫が死んで しまうなんて・・・。じいは、爵位な どいらない。でも、姫は、なぜ宮 仕えをしないのか。死ななくては ならない訳でもあるのかね」 「じい、私のいうことが、嘘だと 思うなら、私を宮仕えさせて、死 んでいるかどうか確かめればいい でしょう。私は、五人のかたの求 婚をことわりました。それなのに、 帝のお召しを受けることは、世間 体が悪いのではありませんか」 つづく