2018-10-11 竹取物語 [童話]竹取物語 竹取物語 11 第一章 貴公子たちの求婚 5 恋する歌を詠み、かぐや姫に届け ましたが、何の返事もありません。 十二月になり雪が降っても、真夏 の暑い日にも、雷が鳴り響く時に も、五人は毎日かぐや姫の家へ やってきました。 そして、おじいさんを呼び出し、 「かぐや姫と結婚させてください」 と、お願いしました。 「かぐや姫は、わしら夫婦のこど もではないので、思い通りにはな りません」 そういって、おじいさんはことわり ました。 つづく