母の短歌

[母の短歌]追憶の風


雲海に浮かぶ富士山見下ろしつつ

  願ひ叶ひて沖縄へ向ふ



箪笥の傷一つ一つに思ひ出ありて

  移り住みし村々思ひて磨く