2009-01-07から1日間の記事一覧

りゅうの俳句1281

・この心を とりよせました 短歌かな ・このまゆは じまんしたれば イカリソウ ・この夫 とりよせました 一つなり ・その氷 かっていました 黄金かも ・この萌は じまんされたし イカリソウ

平成の歌17

在りし日に夫の植ゑたる八つ手の広葉 染めて金木犀散り終りたり 十一月季節外れの台風に 散り残る満天皇も裸木となる 土竜おどしの音立て響く畑隅に 酒に醸さむよもぎ摘みをり 中空に七分に欠けし月食は 汝住む国からは如何に見ゆるらむ

黄金色のまゆ玉

黄金色のまゆ玉5 「それにしても、明神さまはどこ へ行ったのだろう」 「好きな人のところへ行ったのか もしれないよ」 「ばかをいえ。あんな美しい奥さ んがいるのに、明神さまがそんな ことをするはずがないじゃないか」 「じょうだんだよ。じょうだん」 …