人は年を重ねる毎に、心の中に
くもりを作っていく。
一つ・二つ・三つ・・・と。
最後には数えきれないほどのくもりができる。
私だって同じ。
結婚して、夫の家族と暮らす中で、いつしか心
のくもりが増えていった。
こんな生活を続けていたら、死後は地獄へいく
だろう・・・、そう思った。
なんとか清い心を失わずに生きたい。
そして、できれば天国へ行きたい。
そんな生活の中で、であったことばがある。
「どうしたら地獄へおちずにすむか」という
ことばだった。
神様のような心を持って生きる
しかし、そんな生き方をするのは難しいので、
偉人の生涯を手本として生きていったらどうか
・・・と書いてあった。
偉人の生涯の特徴
1 自分に厳しい
努力・精進
謙虚さ
2 他人への思いやり、優しさ
他の人への愛・慈悲・親切・配慮
無私
3 清らかさ
その人のことばに触れると、その人の
行動に接すると、何かしらはっとさせ
られるような清らかさ
人々の心の琴線に触れるような何か、
人の心の中に潜んだ聖なるものを共鳴
させる清らかさ
物質に対する無欲さ
執着心がなく、行雲流水の如き生き方
聖なる内流をもっている人
4 心の広さ
あらゆるものを包容するがごとき、
青空の広さ、大きさ
5 内省
反省
瞑想
祈り
人知れず、神と相対座する時間を意図
的にもっている人
この五つの徳目を身につければ、地獄におちる
ことはない。
天国に行くことができる・・・と。
ー 小桜姫のことばより ー