雪んこの舞

朝起きたら、しーんと静かだ。
もしかして、雪?
そっと窓をあけると、庭も屋根も真っ白。
また、雪か・・・。
積もっている雪は、一センチ位。
雪かきは必要ない。 
じき雪がとけるだろう。
それにしても、今年はよく雪が降る。



昨日、sakurasaku2005さんが、amazonのペ
ージへ、みほようこの初めての本・「風の
神様からのおくりもの」の本のレビューを
書いてくださいました。 ありがとうござい
ました。 



 「風の神様からのおくりもの」のレビュー
  

信州の情景が浮かぶ童話です, 2005/12/21
この童話は信州諏訪を舞台にした風の神様
(明神様)と兄想いの優しい少女の物語です。


物語に出てくる松虫草クジャクチョウ。
薄紫色の花咲く高原に孔雀色の斑点をつけた
クジャクチョウが舞う姿は信州霧が峰高原の
情景が自然と浮かんできます。
何千、何万匹と群生するクジャクチョウ、夢
の中でもいいからそんな幻想的な光景に巡り
合いたいと思いました。


また雪んこの舞の話を読んで、
普段何気なくみている雪が
おそろいの白い服、白い帽子、
白い靴を来た雪んこたちの舞に見え、
何だかいとしい大切なものに見えます。



「るみ、よくがんばったね。るみの舞が一番
すてきだよ」
目の見えない雪んこのるみに
お母さんがかける優しい声が印象に残りました。
身のまわりのほんの小さなことや自然から
こんなに優しい物語を作れる作者に感動です。



最後に守屋山にある幻の黄金色の花が福寿草
だったという話を聞いて、春に咲く福寿草
待ち遠しくなりました。
大人が読んでも楽しめる童話だと思います。




公立図書館などで、「風の神様からのおくり
もの」の本をみつけたら、長野ひろかず先生
のすてきな挿絵をみていただきたいと思いま
す。そして、感想をきかせてくださいね。 



 雪をみながら、童話「雪んこの舞」をどうぞ。


http://www.geocities.jp/dowakan/yukinko1.html



風の神様からのおくりもの―諏訪の童話

風の神様からのおくりもの―諏訪の童話