竜の姿をみた少女3
そのお話とは。
むかーし、昔。ずぅーと昔。
たてしな山のふもとに、小さな村がありま
した。
その村に、太郎・次郎・三郎という、仲の
いい兄弟が住んでいました。
兄たちは、末っ子の三郎を「三郎や、三郎
や」といってかわいがっています。三郎も、
兄たちが大好きでした。
ところが・・・。
三郎があまりに美しい妻をもらったので、
兄たちは三郎にやきもちをやきました。
やきもちをやいた兄たちは、三郎を魚つり
にさそいだし、湖の深いふちにつき落とし
てしまったのです。
湖につき落とされた三郎は、神様に助けら
れ、地の国の王子になりました。
つづく
童話「竜の姿をみた少女」は、童話「竜神
になった三郎」の続編。
みほようこの二冊目の童話集「竜神になっ
た三郎」に収録されています。
童話「竜神になった三郎」
http://www.geocities.jp/dowakan/saburou1.html
童話集「竜神になった三郎」の紹介
http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu2.html
- 作者: みほようこ,長野ひろかず
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