童話集「風の神様からのおくりもの」


  あのまゆは 秘められていた 挿絵かも


  − わが家のBlogPet「ryuu」の句 −







この絵は、みほようこの初めての童話集、
「風の神様からのおくりもの」の表紙。
童話「風の神様からのおくりもの」の挿絵
です。



  童話「風の神様からのおくりもの」より


するとどうでしょう。
まゆが、何もつかまらずに、しっかりと自分
の足で立ったのです。
立っただけでなく、ゆっくりと一歩歩いたの
です。



「まゆが歩いた、まゆが歩いたのよ」
おかあさんは大声でさけびました。 
まゆは、にこにこしながら、ゆっくりゆっく
り五歩ほど歩きました。



その時です。
お守りにしていたまゆ玉の中から、黄金色の
がが何万匹と飛び出しました。
黄金色のがは、守屋山に向かって飛んでいき
ます。
そして、空には、大きな黄金色の虹がかかり
ました。


 

   童話集「風の神様からのおくりもの」


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