古代出雲の王 大国主命


   国譲り 9


最後に下界へ降りていったのが、
御雷神(たけみかずちのかみ)
と天鳥舟神(あめのとりふねのかみ)。



二柱の神は、出雲のいざさの浜に
おりました。
二神はとつかの剣(つるぎ)を抜
くと、波頭に剣をさかさまにつき
たて、剣の先にあぐらをかき座り
ました。



そして、大国主命に直談判しました。


     つづく