古事記神話「山の神と海の神の娘」


   豊玉比売 3


山彦は水を飲まずに、首にかけて
いた玉飾りをほどくと、口に玉を
ふくみ瓶にはきいれました。
すると、玉が瓶の底にくっついて
しまいました。



侍女は、その玉をとろうとしたが
とれません。
しかたがないので、そのまま、豊玉
比売に瓶を渡しました。


      つづく