2017-04-18 竹取物語 童話 大伴御行大納言と龍の頸の玉 14 松原にむしろをしき、大納言に船 からおりるようにいいました。 大納言は、やっとのことで起き上 がりました。 大納言は、重い風邪にかかった人 のように、腹がぽっこりと膨らみ、 両目はすももをつけたようになっ ていました。 その様子をみた国司は、にやにや しています。 大納言は、国府に命令して手輿を 作らせ、うめきながら家に帰りま した。 そのうわさをどこで聞いたのか、 家来たちが次々に帰ってきました。 つづく