2017-04-17 竹取物語 童話 大伴御行大納言と龍の頸の玉 13 三四日、順風が吹き、船を陸地に つけることができました。 船頭が浜をみると、そこは播磨の 明石の海岸でした。 大納言は、南海の浜に吹き寄せら れたのだろうと思い、しょんぼり しています。 一緒に船に乗っていた家来が、国 府に告げると、国司の播磨の守が、 見舞いにきました。 大納言は起き上がることもできず、 船底に寝ています。 つづく