2018-11-02 竹取物語 [童話]竹取物語 竹取物語 33 第四章 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 8 姫は、おじいさんの話も聞かず、 頬杖をついて物思いにふけって います。 「姫。これは、日本では見ること ができない貴重な玉の枝だ。皇 子の申し出をことわる理由は、何 もない。皇子は、人柄もよさそう だし」 すると、姫が。 「私は、じいのいうことを、ことわ ることができなかったので、くらも ちの皇子には、蓬莱の玉の枝を・・・ と、いいました。 つづく