2018-11-06 竹取物語 [童話]竹取物語 竹取物語 37 第四章 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 12 道中、何度か病気になりました。 出航してから五百日目の朝八時頃。 海のむこうに、かすかに山が見え ました。 船を島に近づけ、山をみました。 その山は、非常に高く美しい山で した。 この山こそ、探している蓬莱山で はないかと思ったが、なぜか恐ろ しく感じました。 二・三日は、山のまわりを船でま わり、様子をうかがっていました。 つづく