りゅうの俳句１４４２ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090617#p4 りゅうの俳句１４４３ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090618#p4

・あのかなが いったけれどね おじいさん ・この兄を にくんでおらぬ 姿かも ・あの竜を いったけれどね 姿なり ・あのふちの にくんでおらぬ おじいさん ・湖や いったけれどね おじいさん

竜の姿をみた少女１６ 「それはそうと、かなは今でも湖 に竜がいると信じているのかな」 「はい、信じています。 私は、しらかば湖に、竜がいるの ではないかと思っています」 「なぜ、竜がいると思うの」 「私、湖のほとりで、だれかが話 しているのを聞い…

・あの兄で びっくりされる 俳句かも ・友だちに 話されたる おじいさん ・あのわしが うらぎるなんて 姿なり ・あのわしで いっていたのに 様子だね ・湖を にくんでおらぬ おじいさん

りゅうの俳句１４４０ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090615#p5 りゅうの俳句１４４１ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090616#p4

「花のほほえみ」より うつぼぐさ

竜の姿をみた少女１５ 「おじいさんは、兄さんたちにう らぎられた時、どうしたの」 「わしは、心から信じていた兄た ちに、湖の深いふちにつき落とさ れた。 びっくりしたけれど、わしは兄た ちをうらんだり、にくんだりする ことができなかった。 『あんな…

・あの童話 いったけれどね 姿かも ・あの俳句 びっくりしたる 童話かも ・あの兄で うらぎられたの 童話だね ・この竜を にくんでおらぬ 姿なり ・あの妻が うらぎられたの 姿かも

りゅうの俳句１４３８ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090613#p3 りゅうの俳句１４３９ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090614#p5

「花のほほえみ」より たちあおいつぼみ

竜の姿をみた少女１４ 「わしも、若いころ、信じていた 兄たちに、うらぎられたことがある。 兄たちは、幼い時から、わしをう んとかわいがってくれた。 そんな兄たちが、わしをうらぎる なんて。 心から信じていた人に、うらぎら れるのはつらいものじゃの…

・その姿 つき落とされた おじいさん ・あの兄の いったけれどね おじいさん ・あの竜を つき落とされた 姿かも ・あの竜を いったけれどね つぼみなり ・この俳句 つき落とされた おじいさん

「花のほほえみ」より たちあおいつぼみ

「花のほほえみ」より ゆきのした

竜の姿をみた少女１３ 「一番仲がよかった友だち。 友だちはね、しらかば湖に竜がい るといいねといっていたのに、い つのまにか竜なんていないという ようになったの。 あんなに楽しそうに、竜の話をし ていたのに・・・。なぜだろう」 「友だちは、なぜ気…

・あの姿 びっくりされた 姿なり ・この人が つき落とされた 童話かも ・その俳句 うらぎられたの むし暑い ・この姿 つきおとされた おじいさん ・この人が うらぎるなんて つぼみなり

りゅうの俳句１４３６ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090611#p3 りゅうの俳句１４３７ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090612#p3

りゅうの俳句１４３４ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090609#p4 りゅうの俳句１４３５ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090610#p4

「花のほほえみ」より たちあおいのつぼみ

竜の姿をみた少女１２ 八月末のある日。 むし暑い日でした。 かなは、湖のほとりで、またおじい さんに会いました。 「暑いのぅ」 そういいながら、おじいさんはかな の横に腰をおろしました。 「ぴゅー、ぴゅぅー」 湖の方から、涼しい風が吹いてきま した…

・あの風で うらぎられたの おじいさん ・この竜を 話されたし つぼみかも ・この顔が うらぎられたの 美しい ・兄たちや いっていたのに おじいさん ・あの顔は うらぎられたの つぼみだね

りゅうの俳句１４３２ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090607#p3 りゅうの俳句１４３３ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090608#p3

つぼみから花が咲くまで

「花のほほえみ」より たちあおいのつぼみ

竜の姿をみた少女１１ その後。 かなは、湖のほとりで、何度かお じいさんに会いました。 「知らないおじいさんだけれど、ど このおじいさんかしら。 別荘のかたかな」 かなは、おじいさんのことを、み んなに聞いてみました。 「私、白い着物をきたおじいさ…

・その俳句 うらぎられたの 俳句だね ・あの童話 聞いてみました 姿なり ・兄たちや うらぎるなんて おじいさん ・あの竜の うらぎられたの つぼみかも ・あのわしは うらぎるなんて 美しい

「花のほほえみ」より アルストロメリア

竜の姿をみた少女１０ わしは、兄たちといっしょに、春 はわらび、秋は栗やきのこをとっ たものじゃ。 あのころは、楽しかったのぅ」 おじいさんは、昔をなつかしむよ うに、こどものころの話をしてく れました。 「おじいさん。この村に、竜が住 んでいると…

・あの風を うらぎられたの つぼみだね ・この竜を うらぎられたの 童話かも ・その姿 みたことがない 着物かな ・この風で うらぎられたの むし暑い ・このかなの うらぎられたの つぼみだね

「花のほほえみ」より アルストロメリア