星のメール5
一月のある日。
雪が降りました。
朝から降っていた雪は、夕方には
30センチくらい積もりました。
家も庭も、畑も、雪で真っ白にな
りました。
夜になり、雪がやみました。
少女は外へでて、空をみました。
雪で清められた空は、海のように
真っ青。
そして、空には宝石のような星が、
きらっきらっと輝いていました。
「わー、なんて美しい星だろう!!
こんな美しい星は、みたことがない」
少女は、宝石のように輝いている星
にみとれていました。
「この美しい星を、少年にみせてあ
げたい」
少女はそう思いました。
つづく
昨日の分は、こちら。