沼河比売物語


   沼河比売物語 2


その頃の人々は、魂の形をした玉類を
身につけ、心をおだやかに保つように
心がけていました。



特に、沼河比売が持っている大きな美
しい翡翠の勾玉は、人々のあこがれの
宝石だったのです。



出雲の大国主命は、スクナビコナとと
もに、各地に勢力をのばし、領地を広
げていました。



大国主命は、越の国を平定し開拓する
とともに、翡翠の権利と美しい沼河比
売を妻にしようと、越の国へやってき
ました。


       つづく



沼河比売物語」は、「諏訪大社
の祭神である「建御名方神」の母神
の物語。



沼河比売物語 1

http://d.hatena.ne.jp/youko510/20130222#p1