2014-05-03 古代出雲の王 大国主命 童話 大国主命の試練 10 大国主命がほっとしていると、さ っきのねずみが、口に矢をくわえ 持ってきました。 羽の部分は、子ねずみたちがかじっ てなくなっていましたが、本体だ けは無傷でした。 須勢理比売は、大国主命が焼け死 んでしまったと思い、嘆き悲しみ ました。 野原の火が消えると、とむらいの 道具を持って、大国主命のなきが らを探して歩きました。 命も、「今度こそ死んだだろう」 と思い、須勢理比売の後をついて いきました。 つづく