2015-08-17 古事記神話「古事記物語」 童話 大国主命 沼河比売 11 緑の山に日が沈むと、真っ暗な夜 がやってきます。 夜になったら、朝日のようにやっ てきて、白い腕で私をやさしく抱 いてください。 そして、私の手をしっかりにぎっ てください。 玉のような私の手を枕にして、足 をのばしゆっくり休んでいただき ましょう。 だから、むやみにこいこがれます な。 八千矛神へ。 二人は、その夜は会いませんでした。 次の日の夜。 二人は会い、結婚しました。 つづく