2015-09-08 古事記神話「古事記物語」 童話 大国主命 国譲り 10 言代主神は、小声で大国主命にい いました。 「私は反対です。 でも、父上が この国を譲りたいと思うならば、 私は何もいいません。 父上にお 任せします」 そして、大声で返事をしました。 「父上。この国を、天照大御神の 御子に譲ったらどうでしょうか」 そういうと、言代主神はのってき た船をふんでかたむけ、天の逆手 を打ちました。 すると、その船は青々した柴垣に なりました。 つづく