朝顔のエスカレーター

[童話]朝顔エスカレーター


朝顔エスカレーター 13


「とうちゃーん」
かなは、おとうさんの大きな胸の中へ、とびこみま
した。
大好きなおとうさんのにおいが、ぷーんとしました。
「かなー」
おとうさんも、かなをしっかりだきしめました。


雪をみているうちに、かなはこたつの中でうとうとと
ねむってしまったのでしょうか。


              おわり