2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
鹿になった観音さま6 「ばしっ」 鹿の首に矢がささりました。 「ばたんっ」 大きな音をたて、鹿がたおれました。 「黄金色の鹿をいとめたぞー」 そうさけんだ時、鹿はどこかへ姿を 消してしまいました。 あっという間のできごとでした。
・あの寺で お話すなる 童話だね ・ライオンや すまんするのは 俳句だね ・この鹿の すまんされたし 俳句かな ・この郎で すまんするのは 童話だね ・その俳句 お話すなる 童話だね ・あのわんを すまんしたれば 童話かな ・大声を すまんするのは 童話なり
鹿になった観音さま5 すると、 突然、目の前に、びっくりするような、 大きな鹿がとびだしてきました。 黄金色の美しい鹿でした。 鹿の体は、黄金のように、ぴかっぴか っと光っています。 「わぁーっ。黄金色の鹿だぁ」 三郎は、びっくりして大声をあげまし…
・あの犬の おぼえています ありがとう ・ライオンや お話すなる 童話かな ・あの鹿の すまんしたれば 童話だね ・このわんが お話したら ありがとう ・あの犬が すまんされたし 童話かも ・この鹿は お話したる 様子かな ・観音に 創建すなる 童話だね ・あ…
鹿になった観音さま4 三郎は、いそいで裏山へ行きました。 「うー、うー」 「わん、わん、わん」 タケルとチハヤが、大声でほえてい ます。でも、あたりには何もいません。 二匹の犬は、何にむかってほえ ているのでしょうか。
・あの童話 おぼえています 童話かも ・ライオンを お話すると 黄金かな ・あの花が お話すると 童話だね ・あの童話 お話したら 童話かも ・その様子 おどりかたでは 童話なり ・あの松で 創建しては 童話かも ・この童話 いるのだろうか 童話なり ・この草…
鹿になった観音さま3 「和尚さま。タケルとチハヤが、 裏山でほえているが、どうかし たかね」 「三郎さ。ちょうどいい所へき てくれた。すまんが、裏山をみ てきてくれないか」
・今日は おぼえています ありがとう ・あの童話 けいこされたし おかあさん ・この秋で いるのだろうか 童話かな ・この谷を おぼえています 童話かも ・この様子 創建すれば 黄金かな
ライオンめざめる1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20061104#p1 「次の日」「次の日」とクリックすれば、 「ライオンめざめる」を続けて読むこ とができます。 霧ケ峰高原のふもとに住んでいる、松 虫草の花が好きな少女のお話。 童話「ライオンめざめる」は、 …
鹿になった観音さま2 秋のある日。 「うー、わん、わん」 「わん、わん、わん」 タケルとチハヤが、裏山でけたたまし くほえています。 「どうしたのだろう。裏山に、魔物で もいるのだろうか」 和尚は、山をみながらいいました。
童話「竜神になった三郎」 http://www.geocities.jp/dowakan/saburou1.html 童話「竜神になった三郎」は、 みほようこの二冊目の童話集・「竜神 になった三郎」に収録されています。 童話集「竜神になった三郎」 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu2…
・あの祖母は おぼえています 童話かも ・一番や 相談される 俳句かな ・あの俳句 けいこされたし 童話だね ・この雪で 創建したら 俳句かも ・あの連の 相談された 帰りかな ・あの顔は 創建される 童話かな
鹿になった観音さま1 信州の伊那谷、三穂村に「立石寺」と いう寺がありました。 天安元年(857年)に創建された、 真言宗の古い寺でした。 立石寺は、伊那西国三十三番札所、第 一番の寺。 聖徳太子作といわれる十一面観音像が ある寺として有名でした。…
・この雪は おぼえています ありがとう ・あの舞は けいこしたれば 下界かな ・仲良しを おどりかたでは ありがとう ・口々に おぼえています おかあさん
雪んこの舞13 雪もやみました。 澄みきった空には、大きな黄金色の月 が顔をだしました。星もきらきらとか がやいています。 「雪んこたちよ、楽しい舞をありがとう」 人間たちが口々にさけんでいます。 るみは仲良しの友だちとしっかり手を つなぎ、空の…
・このことば おぼえています 童話だね ・あの山は けいこされたし 俳句かな ・その童話 おぼえています 俳句かも ・このおかげ なくなりました ありがとう ・あの国の 生活される おかげなり ・この国で おどりかたでは こどもかも
今日は、おばあちゃんの誕生日。 ・・・といっても、祖母は昭和五十年 になくなりました。 おばあちゃん、元気ですか。 まさか、あちらの国では、雪は降って いないでしょうね。 おばあちゃんの温かなことば、今でも おぼえています。 小さな時からかわいが…
雪んこの舞12 夕方、空の国から応援にかけつけたお おぜいの雪んこで、長野の町は真っ白 になりました。 まわりの山も家も道も真っ白です。 るみたち雪んこは、まだ楽しそうにお どっています。 雪んこの舞をみていたおおぜいの人間 たちも、一緒におどり…
・そのこども おどりかたでは こどもなり ・この舞は 稽古したれば 童話だね ・仲良しに 相談される様子だね ・この舞が 拝観しては おかあさん ・友だちに けいこしたれば 童話かも ・このバスの 拝観される 俳句なり
「花のほほえみ」より 福寿草の花 福寿草の花が咲くまで http://www.geocities.jp/dowakan/tegami24.html みほようこの童話集の中に、二つの 福寿草の童話が収録されています。 ・ 守屋山に黄金色の花が咲いた ・ 福寿草になった少女 1 守屋山に黄金色の花…
雪んこの舞11 百五十人の雪んこたちは、この日のた めに作ったおそろいの白い服・白いぼ うし・白いくつでおどりました。 るみも仲良しの友だちと手をつなぎ、 楽しそうにおどっています。
・人間や あらわれました こどもだね ・毎日の 相談したる 童話だね ・毎日に 拝観したら 童話かも ・この空が やってきました 渡りかな ・あの雪は けいこされたし おかあさん ・この連で 拝観すると 童話なり ・そのことば おどりかたでは 姿かも ・この雪…
雪んこの舞10 るみもひっしでけいこしたので、なん とか人並みにおどれるようになりました。 るみは仲良しの友だちと手をつなぎ、 出発しました。 百五十人の雪んこたちは、楽しそうに おどりながら、長野の町へむかってお りていきます。
・あの舞の 相談しては 童話かな ・あの渡り 拝観された おいでだね ・この風の 相談される 様子なり ・この雨は けいこするのは 思いかな ・この童話 相談すなる 日記かも ・あの様子 おどりかたでは 童話かな ・あの連を 相談すなる 童話なり
雪んこの舞9 一月にはいると、毎日毎日雪がふりま した。野も山も雪で真っ白になりました。 一週間でニメートル近い雪がふったの です。電車もバスも車も動きません。 「雪よ、早くやんでくれー」 人間たちは毎日空をみあげ、ためいき をついています。
・その童話 発行すると 童話なり ・その下界 やってきました 童話なり ・あの童話 おどりかたでは 姿なり ・この舞で 発行したる 童話かな ・あの童話 けいこされたし 童話かな ・この竜の 見当される 童話だね ・あの竜で おどりかたでは 日記かな
雪んこの舞8 るみも最初は上手にまっていたのです が、途中からすとーんと落ちてしまい ました。 その様子をみていた空の神様は、ほと ほとこまってしまいました。 早速雨と風をよび、どうしたらいいか と相談しました。
今、ほほえみ(みほようこの日記の別館) では、童話「竜の姿をみた少女」を連 載しています。 竜の姿をみた少女1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080129#p1 「次の日」「次の日」とクリックすれば、 「竜の姿をみた少女」を続けて読むこと ができます。 …
・この舞は 待っていてねー 童話かな ・その思い 拝観したら 童話かな ・その様子 していたのです 童話なり ・この舞を 見当された 黄金だね ・あのあしを おどりかたでは 童話かも ・あの童話 していたのです 様子だね ・このややは おどりかたでは 童話だね
雪んこの舞7 いやみをいわれても、けなげにがんば るるみの姿をみて、一人ふたりとるみ にやさしいことばをかけてくれる雪ん こがあらわれました。 もうるみはひとりぼっちではありません。 十ニ月八日。 代表の雪んこたちが、下界へおりるリ ハーサルの日…