ちゅんちゅん。
つぴーつぴーつぴー。
ぴーよ、ぴーよ。
いろいろな小鳥の声が聞こえてきます。
小鳥の声を聞いていると、心がなごみます。
わが家のまわりには、木が多いせいか、い
ろいろな小鳥たちがやってきます。
でも、うぐいすの声だけは、あまり聞いた
ことがありません。
たった一度、聞いただけです。
うぐいすの姿をみたのも、たった一度だけ。
町中だから、うぐいすはやってこないのだ
ろうか。
小学校の頃住んでいた村では、四月になる
と、うぐいすが良い声でないていた。
ほーほけきょ、ほーほけきょ・・・と。
深い谷間から聞こえてきたうぐいすの美しい
声。うぐいすの声は、今でも耳に残っている。