古事記神話「古事記物語」


  八岐大蛇(やまたのおろち)8


酒を飲みよっぱらった八岐大蛇は、
「どでーん」という大きな音をたて
倒れてしまいました。
そして「ぐわぁーぐわぁ」と大きな
いびきをかき寝てしまいました。



命は、持っていた長い剣で、八岐
大蛇をずたずたに切り刻みました。
その血が、肥の河に流れ、川の水
が真っ赤にそまりました。


      つづく