2017-03-23 竹取物語 童話 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 19 まことかと聞きて見つれば言の葉を かざれる玉の枝にぞありける かぐや姫は、歌とともに、玉の枝 も返しました。 一方、おじいさんは、あれほど皇 子と意気投合したのに、だまされ ていたのかと思うときまりが悪く、 しょんぼりして座っています。 皇子は、立ったり座ったりして落 ち着きません。 日が暮れてから、皇子はこっそり 家へ帰っていきました。 つづく