2017-04-02 竹取物語 童話 阿倍の右大臣と火鼠の皮衣 8 おじいさんは、安倍を座敷の中へ 招きいれ、お茶をすすめました。 「今度こそ、姫はこのかたと結婚 することになるだろう」 おじいさんとおばあさんは、そう 思いました。 二人は、かぐや姫が結婚もしな いで一人でいるのをみて、心配し います。 立派な人と結婚させようと思うの に、「結婚するのはいや」という ので、二人とも姫に結婚を強いる ことができなかったのです。 つづく